溜息。

2002年8月21日
ためいきは、ついてはいけないのです。

「はぁ」っとやると、

幸せが逃げていってしまうのです。

……とか何とか言ってみましたが、
本当は、ついているのを聴いてしまうと、
ぼく自身の士気が下がってしまうので、
嫌なだけなのです(笑)。

つーか、溜息つきながら仕事してるのって、
どうみても嫌々やってる、って気がします。

ホント、士気が下がるのでやめて欲しいです……。

夏疲れ。

2002年8月19日
一人細々と。
カチャンコカチャンコ。
資料をホチキス止め。
単調な作業をしていると、
いろんなことを考えてしまうので、
本当は嫌いなのです。

図書館でやりたいこと。
図書館でできること。
ぼくがやりたいこと。
ぼくにできること。

自分の無力さ加減に
打ちのめされるので

単調な作業は きらいなのです。
 新しいお札の図柄が、野口英世と樋口一葉に決まりました。
 そのせいなのかなんなのか(fromたまのうた←自分ウケネタ)、お金(貨幣)についてを調べに来る子ども達がおおくなりました。

 そんな中、「野口英世の伝記が読みたい」という少年が! 何だか嬉しくて、張り切って本棚に案内したんですけれど……無い。本が、無いのでつ。

 野口英世の児童むけの伝記は、数冊あったんですけれど、みんな借りられており……。返却日も、この数日のうちに借りられたらしくて、月の半ばを過ぎないと戻ってこないのです。うちは2週間の期限だから。

 一応、「樋口一葉じゃだめ?」と訊いてみたら、やっぱりだめだって(涙)。

 少年は、肩を落としてしょんぼり帰って行きました。

 他の子が、お札の人物を調べてみようと借りていったのだと。よしんばこの子が借りられても、借りられない子が出てくるのだと。

 いくらそう思っても、ちょっと切ない出来事でした。

間違えた……

2002年8月7日
8月8日が、7日の日記。
今日(7日)の分が、8日の日記でつ。

 研修生が来ています。教職員の企業実習の一環だそうです。男の先生が、二人。
 その内の一人がいいました。

「本、借りていく人っていっぱいいるんですね。買えばいいのに、と思っちゃいますけど」

 いや、ね? 世の中にはいろんな意見の人がいるって、ホントによくわかりました。別に意見を否定するつもりはありませんが、図書館に研修に来た人の言うセリフじゃないでしょう?

 そして、学校の先生の言う事でもないでしょう?

 こんな先生が、「インターネットなら何でも調べられるよ〜♪」と軽く言って、パソコンのパの字も知らないような子を、総合学習の時間に図書館に放り出して、自分は雑誌を読んでいるんだろうな、と偏見に満ちた思いで見てしまいました。

 そんな先生じゃない、と思いますけどね。
 ちょっとムカ〜ときた出来事でした。 
ええと、インターネット話です。

以前、アダルトサイトを熱心に検索していた子とか、ばりばりチャットをしている子がいたことから、書架整理のついでに、時折ちらちらディスプレイを覗きます(爆)。

 今日は小学生の男の子が、一生懸命なにごとかを検索していました。

 見ると、「ワンピース」

 わぁい、僕も大好きさー! と喜んではみたものの、怖ろしい事に思い当たる。そう、同人系サイトである(爆)。

 どうかどうか、ヤヴァイページがひっかかって来ませんように! と、本棚の陰から必死に電波を飛ばしました(笑)。

 電波の甲斐あってか(?)、少年はちゃんと週刊ジャンプのサイトにたどりついたようで、いろいろ楽しんでいる様子でした。

 同人系サイト自体は、悪いことではないです。でも、検索キーワードによっては、公式情報を得たいのに、そういうサイトのほうが先にひっかかってしまう可能性もあるんですよね。

 得た情報の、何を信じて何を利用するかは、閲覧者の責任となるのですけれど、今回のような場合は、すごいドキドキしてしまいます。萌えカップル推奨ページで、しかもイラストがそっくりだったりとかしたら、どーしよ!?とか(爆)。

(同人系サイトを閲覧している女子高校生は、しょっちゅう見られます(笑)。それは最初から萌えを求めている場合が多いので、別段心配はしていませんが(笑)、こっそり見る分にはいいけれど、慎みを以て閲覧してください(笑))

 県立図書館のほうでは、社会人の利用が多いようなので、アダルトサイトを覗いたりとかするようなことは、まず無いそうです。

 夏休み、という季節と、ネット利用者の年齢の低さが、今は結構ネックになってます……
 館内に響きわたるコール音。次いで「あ〜もスもス〜?」と太い声。おじさんです。最悪です。図書館内での携帯はマナー違反です。
 電話コーナーがありますからそちらで……と身振りで注意したら、
「注意されたから切るス。注意されたの! 図書館だの! としょかん!」
 と、逆ギレ風味に電話の相手に話していました。みっともないです、大人なのに。

 今や高校生の方が、携帯と、それに伴うマナーを守ってくれています(少なくとも図書館では)。必ずマナーモードにしてくれてるし、ボタンのプッシュ音も切っています。電話がかかってきても、すぐに電話コーナーや外へ駆けてくれます。(その時は、館内を走るのを黙認してます(笑))

 今時の若い者は、と説教たれるぐらいなら、その若者から尊敬されるだけの行動をして欲しいものです。
○その1

 インターネット端末を使ってる小学生。しかし何度検索しても、目的のものは調べがつかない様子。
「何を調べているの?」と訊いたところ、

「花のつく熟語」

 ……………………そぃだっけ本みれ、本!!!


○その2

 「インターネットで調べものをしたいんですけど」という小学生。使い方わかりますか、と訊いたら「ううん」。

「でもね、先生がインターネットは何でも調べられるから、便利だよっていってたから」

 ……………………確かに間違いではありませんが?

**************

インターネット、という言葉の響きには、何でもすぐに調べがつく、という印象があるようです。
 それは間違いじゃないのですけれど、世の中には「向き・不向き」というものがありまして。
 辞書や事典をちょっと調べれば済むようなことを、わざわざインターネットで調べることはしませんでしょ? 
 でもね、今や辞書の引き方を知らない子どもの多いこと多いこと! 学校では引き方を教えてないところもあるそうです。調べるための基本中の基本を教えずして、何が総合的な学習かや? インターネットをさすらっている子ども達を見ると、涙がちょちょぎれます。

 インターネットには、様々な情報があります。調べたい事柄への手がかりもたくさん落ちています。
 けれどそれは、その情報を得る側、つまり僕たちや子ども達が、どの情報を使うか、よく吟味して取捨選択しなけりゃならない情報なのです。例えば新撰組に関する情報を集めたいのに、出てくるHPには「新撰組燃え!」なものから「新撰組萌え!」なものまで、たくさん混じっているンですから(笑)。
 まあソレは極端な例としても、「情報を吟味する能力」が未だ発達してない子たちが、安易にインターネットに走るのはどうかと思うんですよね。辞書・事典、新聞、TV、インターネット等々、様々なメディアに描かれている情報を比較検討する、というならいいんですけどね。

 総合的な学習によって、生きる力を育てよう、とのお題目ですが、生きる力、というと、どうしても「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」を連想してしまいます(笑)。
 が、子ども達には、「もののけ姫」でアシタカがおばば様に言われたように、様々な物事を曇りなき眼で見定めて欲しいなと思います。

久々に。

2002年5月31日
図書館日記を書いてみます。

システムが新しくなったので、てんてこまいの毎日です。
貸出や返却の処理方法も、ちょっと変わったので慣れるまで大変でした。

大分慣れはしたのですけど、まだまだどこを見たらいいかわからないのがたくさん(汗)。
お客さんに「済みません、機械が変わってまだ慣れなくて……」と
言い訳ができる時期はもう終わってしまったので、
少しでもミスをなくするようにしたいです。

あああ、あと、先輩、先輩……
是非ともばんがって欲しいです。
どうしてもばんがって下さい。
先輩は僕と同じ司書採用なんだから、
図書館の誰よりもばんがらなくちゃならないんです。
ちゃぶ台ひっくり返したくなるような言動は
どうかどうか慎んで下さい。
僕、まだ免職にはなりたくありません……。

疾風怒濤

2002年3月17日
まさしく怒濤の蔵書登録をしてます。
予算の計算ミスで、結構あまりそうな感じ(爆)。
本屋さん、早く本を持ってきてくれ……。
登録多すぎて死にそう……(トホホ)。

月一ぐち日記(涙)

2002年3月12日
学生が勉強に来る。
お菓子食べるなっつーの。
騒ぐなっつーの。
職員に怒られてまで、図書館で勉強したいんか!(笑)

身障者用駐車場に、堂々と停める普通車。
恥ずかしくないのかねぇ?
そして身障者用スペースだけ開けて、
図書館との間に停める車。
そこはスペースからの入口だっつーの!!
気付け、気付くんだ!!!(爆)

ボランティアはただ働きの人じゃないっつーの。
「ボランティアして貰う」だなんて
堂々と言えるとは恥ずかしすぎる(涙)。

おひさ♪

2002年2月11日
久々の図書館日記。

最近、ハリーの影響か児童向けファンタジーを
借りに来る子ども達が増えています。
小学生くらいの男の子が、ネシャン・サーガの
あの分厚い本を3冊借りていったときには、
踊りだしたくなるほど嬉しかったッス。

かく言う自分も、児童向けファンタジーを
読もうかと画策中。手始めにハリーから
行くかな……って全部予約でいっぱいじゃん!
自分で買わなきゃだめかなぁ(笑)。

ファンタジーを読み漁ってる子ども達に、
是非ともオススメしたいのは、C.S.ルイスの
「ナルニア国物語」なんだけれど、
うちの図書館にあるのは、如何せん本が古い(爆)。
でも買い換えるほどの古さじゃないところが
何とも言えないなぁ。
(個人的には訳もちょっと時代を感じさせるなぁと思う)

このハリーブームを期に、古典と言われる
ファンタジーにも、どんどん光が当たって、
読書の面白さを知ってくれる子がたくさん
いればいいなぁと思う。

最初はファンタジーラッシュに、ハリーの
便乗商法か!?とちょっと嫌な気もしたけど、
便乗でもなんでもいいから、面白いと思ったモン勝ちだなぁと
思うようになりました。

おしらせ。

2001年12月29日
図書館日記はしばらくお休みします。

……胃が。

2001年12月18日
イタイっす(涙)。

本。

2001年12月12日
金城一紀「レヴォリューション?3」と
乙一「暗黒童話」を読みました。
感想は↑HP部分に書いてます。
上部の家アイコンをクリックプリーズ。

うーん、

2001年11月30日
 ちょっと辛い日々をすごしてます。

 図書館だより12月号、まだできてません(笑)。

 ば、ばんがるもん。
 カウンターと行事に集中したい。
 選書は好きだけど荷が重い。
 このままじゃ予算余る(爆)。
 きっちりした作業はガラじゃない。
 つーか肩書き「司書」がなんでいつの間にか
 俺一人?

 一回しか図書館利用したことないヤツから、蔵書がどうの、運営がどうのと言われたく無い。言うだけ利用してるの? うちの館内、ちゃんとみた? あんたの提唱する内容の本棚、うちはもう5年も前から作ってるよ。俺はまだまだ満足してないよ? もっと充実させるつもりだよ? ちゃんと見た? うちらと会話した?
 それで納得行かないなら、幾らでもけなして欲しいもんだけど。
 知ってるよ、登録日。あんた、対談の日から一ヶ月も経ってから登録してるじゃん。すてきすてき! 正論吐いてるつもりでも、所詮はそんなものなのですね!!
 付け加え。
 鶏を潰して食べる授業で、一つの懸念があり。

 子ども達のココロには、どんな影響があるのか、ということ。

 これ、授業がうまいこと成功したら、命に感謝しながらご飯を食べる子どもたちになると思う。
 けれど、全員が同じ子どもであるはずもなく。トラウマになっちゃう子が出ないとは限らない。鶏肉食えない、とかならまだしも、もっとアカンような傷を負いかねん、と考えてしまう。

 あと、極端な例だけど、鶏の中身はみた、犬は? 猫は? 人は? とエスカレートするタイプもあるかも……。これも軌道を上手くもっていけば、医学とか生物学方面で活躍できそうだけど、ちょいと角度を間違えると、アブナイ方向に走っていきそう……。いえ、あくまでも極論ですが。

 ↑いや、これもマスコミの伝えるような「今の子」を通して考えているから、実際はどうかはわからんが。

 むつかしいねぇ。
 ぼかー、今の自分なら、その授業を受けてみたいなぁと思うけれど、小学生の時分に受けてみたいかと考えると、やっぱりちょっといやかも。授業の意図は理解してても、いざ解体となったら怖くてできんかもなぁ。(……今でもちょっと怖いかも)
 ある程度、分別の付くような年・例えば中学・高校生ぐらいになれば、自由参加でこの授業を行ってもいいかも、と思ったりするのですが。
 秋田県某町の小学校にて、鶏を育て、それを解体して食べることで、命とそれに関わる私たちについてを考えよう、という総合学習が行われようとした。
 くわしくはこちら→リンク

 が、残酷すぎるということで中止になった。

 さて賛否。
 まずは賛。
 自分は、試みとしては良いと思う。同じような授業を、既にやっている学校(つーか先生)があるんだし。
 ペットとしてかわいがられる命と、他の誰かを生かすための命、という2種類がること。残酷、と言われる行為をしてくれる人がいるために、肉を食べられること。この二つを考える上で、たぶん、適切な授業じゃないかな、と。

 そこで疑問。
 鶏を飼うとき、予め「この鶏は、大きくなったらみんなで食べます」と言っていたかどうか。
 飼ってりゃ、そりゃ情も湧くだろう。殺したくないし食べたくないかもしれない。けれど、そういう前提で飼い、授業を進めてきたのであれば、もっと前から授業を続けるべきか、中止するべきかの論議があってもよかったのではないかな、と考える。

 否、というのは、ぼかーあまり思わない。これは、命とはどんなものなのか、食べることとはどういうことなのか、考えていくチャンスだから。(鶏を潰す・潰さないは別として)
 授業が中止となったことで、直接的な授業は無くなったけれど、そこからまた展開をしていけるのじゃないかなと思う。これもきっと「総合学習」だろう。 

 ……と、ちと真面目に論じてみたけど、今回何が一番呆れたかって、教育次長補佐のコメント。これ、きっと別の方面から何かが起こりそうな気がする……。

総合的な学習

2001年11月11日
 この授業に於いて、図書館は果たしてどの位置にあるのかわかりません。

 面白い試みの授業ではありますが、多くの場合は学校も図書館も振り回されているような気が。

 互いの歯車がきちんとかみ合えば、とてもとても面白い授業になると思います。その可能性は充分にあります。かみ合わせられるように、ばんがります。

 だから、お願いだから団体で調べに来るときは前もって連絡ください……(涙)←切実。

***************

 郷土についてをテーマにする学校が多いです。小学校も中学校も。どっかで打ち合わせしたろ!? と叫びたくなるぐらい、テーマが被ってます。

 でも、うちの図書館……といわず、大概の図書館は、全ての学校・生徒にも満足行くだけの資料数はないと思います。複本ったって、うちの場合はせいぜい5冊が関の山。一般のお客さんがそれを借りていたらもうアウト。予習をする生徒が借りていく場合だってあるし。

 そんなとき、どうしたらいいでしょう?

 総合学習で学校単位で借りることを、一時的に禁止する? 貸出期間を短くする? 他の図書館ではどう対応するんだろう。

 本格的に始まる前に、図書館はどの位置にいるのか、どのようにしたら生徒たちがよりよく調べものが出来るのか、学校の先生たちと話し合いたいんですが……たぶん無理だろうな。もう一人、フロアを担当してくれる社交的な(←ポイント)職員がいれば、ずっと楽に、ずっとスムーズに仕事ができるのに。

 学校の中で、公共図書館はどんな位置にいるんでしょう。

市会議員……。

2001年10月31日
 コピーの申し込み用紙、うちは名前と電話を書いて貰っているのだけど、コピーしにきた市会議員が一言。

「こんなのにも名前書かされるの?」

 ええそうですかいてもらいますかいてくださいかけってばこの!(三段活用)

 書き方見本にも赤ペンで「申込者の書くところ」を縁取りしているし、申し込み用紙にだって書くところは極太線でケイ引っ張ってるんです。それは「書けやゴルァ!」っていう意味だよ!!(ヤケ)

 つーか、こないだの「未だに手作業で貸出&空調のついてない図書館」と思っていた人といい、今回の人といい、うちの市議会、大丈夫なんでしょうか。こんなんでちゃんと議論ができるんでしょうか。

 甚だ心配です。

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