ということで、お気に入りの絵本の話。

○林明子作「こんとあき」○

※あらすじ※
 おばあちゃんが作ったぬいぐるみのこん。あかちゃんのあきと一緒にすごすうちに、あちこちがほころびてきます。おおきくなったあきとこんは、おばあちゃんになおしてもらうと、電車に乗っておばあちゃんのいる町へ向かいます。

 こんの一途さが何ともたまらないです。読むたびに泣けて、ラストで笑顔になります。初めて弟や妹を持った小さいお兄ちゃん・お姉ちゃんは、こんな気持ちなんでしょうかね。読み終わった後、優しい気持ちになれる一冊です。
 林明子さんの絵は、とても綺麗で優しいのですが、同じ林さんの「はじめてのおつかい」と違ってちょっと遠目がききにくいです。近くで読む分には全く気にならないのですが、離れてみると、なにせ主役のこんのきつね色が、絵の中に溶け込んでしまってどこにいるか分からない時もあります(爆)。大勢の子ども達に向けてのおはなし会では、読み聞かせしづらいかも。大型絵本になって欲しいなぁ。でも、10人以下の小さなおはなし会や、お父さん・お母さんがおうちで読み聞かせするときは、とてもいいと思います。
 ぼくは読むたびに途中で泣けてしまうので、まだ読み聞かせはしたことがありません(笑)。

 自分が泣いてしまいそうで、読み聞かせしたいけれどできない絵本には、「くまのコールテンくん」「くまのビーディくん」や、「かたあしだちょうのエルフ」などがあります。
 いくらいい話でも、読み手が泣いたら子どもは白けるものです(汗)。もっと修行して、おはなしを伝えられたらいいなと思います。

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