秋田県某町の小学校にて、鶏を育て、それを解体して食べることで、命とそれに関わる私たちについてを考えよう、という総合学習が行われようとした。
 くわしくはこちら→リンク

 が、残酷すぎるということで中止になった。

 さて賛否。
 まずは賛。
 自分は、試みとしては良いと思う。同じような授業を、既にやっている学校(つーか先生)があるんだし。
 ペットとしてかわいがられる命と、他の誰かを生かすための命、という2種類がること。残酷、と言われる行為をしてくれる人がいるために、肉を食べられること。この二つを考える上で、たぶん、適切な授業じゃないかな、と。

 そこで疑問。
 鶏を飼うとき、予め「この鶏は、大きくなったらみんなで食べます」と言っていたかどうか。
 飼ってりゃ、そりゃ情も湧くだろう。殺したくないし食べたくないかもしれない。けれど、そういう前提で飼い、授業を進めてきたのであれば、もっと前から授業を続けるべきか、中止するべきかの論議があってもよかったのではないかな、と考える。

 否、というのは、ぼかーあまり思わない。これは、命とはどんなものなのか、食べることとはどういうことなのか、考えていくチャンスだから。(鶏を潰す・潰さないは別として)
 授業が中止となったことで、直接的な授業は無くなったけれど、そこからまた展開をしていけるのじゃないかなと思う。これもきっと「総合学習」だろう。 

 ……と、ちと真面目に論じてみたけど、今回何が一番呆れたかって、教育次長補佐のコメント。これ、きっと別の方面から何かが起こりそうな気がする……。

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