はらぺこあおむし。

　読書に飢えているんでしょう。それは分かるんですが。

　地元の公民館図書室から本を借り。
　県立図書館からも本を借り。
　その上、管轄外のうちの図書館からも本を借りたいとごねるお客さん登場。

　幾ら何でも節操がないように思うんですが……。

「地元の図書室、本が少ないし、借りられる冊数も3冊までなんです。仕事で使いたいのでこちらからも本をかりたいんです。」

　……3冊だろうが5冊だろうが10冊だろうが、仕事だろうが趣味だろうが、それはあまりにも勝手な理由ではないですか？

　蔵書が少ないから、他館を当てにする。
　それはお客様にとっては至極まっとうな行為だと思うのですが、長期的に見るとまっっっっっったく地元の図書館のためにならないと思うんですよね。
　利用の実績を出していかないと、図書館だって予算UPの要求ができないもん。
　本当にほんとうに、まともな行為だとは思うけれど、相互貸借だって使えるんだから、地元の図書館をなるたけ使って欲しいのですよ。


　廻り廻って、相互貸借やレファなどのこちらの図書館の負担も経ることになるんだし。

　ということで、地元の図書館を使って下さい。＞F町のAさん、W町のBさん